ギャラリー天満 News

井上寛七・心のかたち展

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井上寛七・心のかたち展

期間:平成29年10月4日(水)~11月30日(木)まで

開館時間:10:00~17:00

展示内容:四国遍路シリーズ 他

ごあいさつ

巡礼地四国八十八ヵ所を88枚の絵画にした「四国遍路シリーズ」 を完成させるために、平成14年から平成24年までの10年間にわたり四国を訪れ八十八ヵの札所を3周巡りました。

巡礼地の空、海、山野、川などの自然の温かさ雄大さ、そこに暮らす人々、空海に見守られ「同行二人」の安心をいただき巡るお遍路さん。自然と人と対話する空間は、無限の世界、宇宙や生命のエネルギーを想像することができました。

作品は、構図の中心に各札所の本尊を置き、そのまわりに、印象的な風景などの具象的表現と、丸、三角、四角形を基本とした形の連続による独自の抽象的表現を用いています。色彩は、四国の大自然から受けた深いイメージに基調色を青としました、形には一つ一つに鮮やかな色彩を与え、それぞれを対比させながら全体の調和を図っています。自らのイメージを深め、試行し、図像化を繰り返し、心象的な表現のなかに調和のとれた美しさを求めています。

各札所の一枚一枚の作品に丹精を込め、八十八ヵ所の繫がりを持った88枚の絵を大きな一つの作品として完成させました。私の絵の世界が美しいエネルギーを放つことを願っています。

なお作品の中の札所の本尊(秘仏)のお姿は大阪法楽寺所蔵の江户時代に描かれた仏画(小松庸祐編著「四国八十八ヵ所仏画巡礼」)を写しています。

「四国遍路シリーズ」は私にとって大変大きなテーマでしたが、多くの方々に支えられ完成することができました。特に、このシリーズ制作の始まりとなった(故)前田常作氏との出会いに感謝いたします。また画集の制作にあたり、小松庸祐ご住職、赤掘光信様、ワシオ・トシヒコ様、秀巧社印刷株式会社様をはじめご協力いただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

井上寛七

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